観光MBAコースについて

観光MBAコースとは

ざっくり言うと・・・

  • 地域を一つの経営主体として捉えMBA的視点で観光を捉えた講座です。
  • 「地域の観光事業部担当者」として自地域の課題を持ち寄り、実際に質の高い観光ビジネスプランを作成します。(個人で観光ビジネスを始めようとしている方も可)
  • いわゆる「観光学」ではなく、あくまでも地域に観光ビジネスを創出することを主眼においています。

衰退する地域を活性化すべく、様々なアプローチを実行した末、2010年に国の成長戦略のひとつとしての「観光立国・地域活性化戦略」が掲げられ、「観光」がかつてないほどの注目を集めるようになりました。

雇用・生きがい創出などの地域経済波及効果のために様々な効果が期待できる「観光」は、地域活性において不可欠なのです。

そして、アイディア次第で誰もが可能となる「観光」という市場を対象とすることは、まさに地方再生の中核的な考え方と言っても過言ではありません。

しかし、全国で行われている観光の担い手の育成はほとんど失敗に終わっています。

その理由は3つあります。

  1. 地域の全体戦略を考えず、地域資源を単品で商品化していること
  2. 観光は○○であるべきだという分析、評論の域を出ず、実態がないこと
  3. 観光を事業として継続させるための「経営戦略」の視点と実行が欠けていること

そのような背景を受け、観光に経営戦略の視点を持ちながら地域振興を実行できる担い手を輩出する「観光まちづくり大学」を開校いたしました。

対象となる方

✓主に観光で地方創成に取り組んでいる自治体の職員
✓地域課題解決型の事業を行っている企業、NPO等
✓旅行業、観光業に携わっている方
✓地方に移住して起業したい方
✓地域活性化に関心のある方

開催形式

土日集中クラス(10時‐17時)

全3日間;日程調整中

 

平日クラス(19時‐22時)

全6日間;日程調整中

内容/日程/回数をオーダーメイドにて

3ヶ月から1年を目安に観光まちづくり大学を開催していただける地方自治体(企業、非営利団体等も可)を募集しています。職員・住民の研修や観光事業創造にお役立てください。

ご質問はこちら → お問合せフォーム

 

カリキュラム例

観光と地域の関係① 「観光は地域おこしに有効な手段となり得るのか?」

地域おこしとはそれによって「地域が活性化すること」ですが、どのような状態を示すのでしょうか。活性化には様々なアプローチが考えられますが、「観光」は本当に有効な手段なのでしょうか。サスティナブルな地域活性化を目指した観光のあり方、地域活性化における観光からのアプローチについて学びます。

観光と地域の関係② 「観光が及ぼす地域へのインパクトを知る」

観光は公害がないといわれますが、本当にそうでしょうか。観光とは地域の資源を利用しそれによって地域へ経済効果をはじめとする様々な効果をもたらす一方で、環境、地域伝統文化、地域住民へ少なくない影響を及ぼします。観光による地域おこしで必要な理念とは何か、どうやってコントロールすればいいのでしょうか。

観光地域経営戦略  「地域を一つの経営主体と捉えた戦略構築、事業ドメイン」

観光による地域づくりには「着地型の観光商品造成が重要」とされていますが、これはあくまで手段であって、戦略ではありません。観光ビジネスを行う上ではマーケティング、経営戦略の視点が欠かせませんが、それをさらに地域全体として観光戦略を持ち実行しなくてはいけません。一方で地域が戦 略を持つことは現実的でしょうか。戦略とはなにか、地域住民との関わり方も含め地域が戦略を持つことの意味を考えます。

観光プラットフォーム(DMO)のビジネスモデルとプロジェクトマネジメント

地域の観光ビジネスを実行するのは誰であり、何のために行うのか?観光ビジネスが発展する過程と地域の方向性との関連性、そのマネジメント組織はいかにあるべきか?
限られたリソースからスタートし、地域資源を利用して事業を成功させた事例を見ながら、成功させたその要因は何か、そこに事業の普遍性、本質を見出すことができるのかを考えます。

 演習1 観光ビジネスの事業計画、実行レベルの手法

実際に観光ビジネスをスタートする場合、何からスタートするべきでしょうか?実際に商品造成を通じて、事業化・地域おこしへの道筋、ボトルネックの方向性を掴みます。事業計画書、コンプライアンス、助成金利用法、プロジェクト行程管理手法等。

演習2 グループで観光ビジネスを立ち上げる模擬演習と発表

一つの観光商品を単体で造成することから地域全体の観光戦略プランまで、実際に稼働できるレベルを目指し、最終的に事業計画書を作成します。出来上がった事業計画は、全体でディスカッションを通じ企画のブラッシュアップを図り、実際の稼働を目指します。